【バイク反対された】いかに安全に乗れるかが全て!
バイクに乗りたい…けれど周囲から反対される。こんなお悩みを持つ人は少なくないのではないでしょうか?
私個人の説得の仕方をお伝えします!
そもそも、なぜ反対される?
やっぱりこれではないですか?
「危ないから」
これは本当によく言われますよね。
これは「バイク」という乗り物の特性によるものです。
1つずつ理由を見ていきましょう。
バイクが危ない理由
①バイクは体がむき出し
バイクは車のように鉄の塊から体が守られることはありません。プロテクターやヘルメットを着用していても、車ほどの衝撃の吸収は見込めません。
②車体が小さく、見落とされやすい
車体が小さいということは、車やトラックの死角に入りやすく、周囲から見落とされるリスクが上がります。
③遠くに見え、速く見える
バイクは車体が小さいため、実際に走っている位置よりも遠くに見え、スピードは速く見えます。車からしてみれば、バイクの位置感覚を見誤り、事故を発生させる原因になります。
④視界が狭い
二輪車の特性上、横幅の視界が車より狭くなります。さらにヘルメットに覆われて視界が狭まります。
⑤単独事故が多い
二輪の乗り物のため、バランスを崩せば転倒をしたり、カーブを曲がり切れずに事故を起こしてしまうこともあります。
また、立ちごけと言い、停止時や低速時にバイクで転倒することで、自分がケガをしたり車体を傷つけたりすることもあります。公道で立ちごけをしてしまうと非常に危険です。
じゃあ、どうしたらいいの?
答えは1つです。
いかに安全性を高めるか
が勝負の分かれ目です。安全に乗ることができれば、事故の可能性を下げることができます。
車の方が安全だ、と言う人がいるかもしれませんが、それは「バイク」と比べてであって、車が「安全」なはずはありません。
要するに、運転者がどれだけ安全運転を心がけることが出来るか
がとても重要です。バイクも危ないですが車も危ないですよね。
それでは、安全に乗るための方法を紹介します。
安全に乗るにはどうしたらいい?
先ほどの危ない理由に対応させてご紹介します!
①体がむき出し
→ヘルメット、プロテクターの正しい着用
死亡事故の部位で大多数を占めるものは「胸部」と「頭部」です。
胸部プロテクターとヘルメットで事故の衝撃を和らげる効果があります。
プロテクターは法律での着用義務はありませんが、必ず着けましょう!
肘、足首、膝まで付けるとよりベストです。
②車体が小さく、見落とされやすい
③遠くに見え、速く見える
→走行位置に注意する
要は車の死角に入らなければよいのです。「どこが死角になるのか」を知った上で走行ラインを決めましょう。
自分の存在を周囲に知らせることにつながり、事故のリスクを下げることができます。
自分が見える範囲は相手からも見えています。車間距離を一定数空けて走行しましょう。
最近は車間距離をあまり空けない人も一定数いるな、と私自身も感じています。急ブレーキや玉突き事故を防ぎ、ゆとりのある運転を目指しましょう。
そして、夜間の運転ではリフレクター機能があるジャケットを着用しましょう。
これも周囲に自分の存在を知らせるのに有効です。
④視界が狭い
→視線を遠く全体に、ミラー、目視を怠らない
横方向の視界を確保するために、遠くの状況を把握しましょう。また、ミラーと目視を怠らないことは車と同様です。ミラーのみでは死角部分が確認できません。カーブや進路変更の際は必ず目視をしてください。
また、悪天候時の運転は路面がさらに視界が悪く、路面が滑りやすいため、なるべく避けるようにしましょう。
⑤単独事故が多い
→決して自分の力量を超えた無理な運転はしないこと
バイクはバランスを取る乗り物です。カーブ時はしっかり減速をすること、低速走行では車体を安定させることが大切です。そして車の横を通るすり抜けをしないでください。
【まとめ】危ないからこそ、誰よりも安全に乗るという強い意志を持て
いかがだったでしょうか?
なぜ危ないのか、安全に乗るための方法を紹介しました。
危ないことは誰でもわかっています。事故に遭えば死亡することもあります。
バイク乗りは「危ない」ことを承知の上でバイクライフを楽しんでいるんです。
私はみなさんに1つ考えてほしいことがあります。
「危ない」から「乗ってはいけない」という発想になるのは少し短絡的ではありませんか?
これは「危ない」から「包丁を使うな」
「危ない」から「この遊具で遊ぶな」
と同じ理屈です。
バイクを楽しく安全に乗るためには、知識と安全意識が必要です。
危ないから「ダメ」ではなく、「どうしたら安全にできるのか」を考えていきましょう。
安全に楽しく乗るバイクはとても楽しいです。バイクの魅力についてはこちらの記事で話しているので、ぜひ読んでみてください。